スポンサーサイト

-- --, --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted in スポンサー広告

Kwest Tha Madd Lad / This Is My First Album ~隠れHip Hop Classicsをおすすめ~

04 15, 2010 | Tag,HipHop,1990,HipHop1990


Kwest Tha Madd Lad / This Is My First Album (1996)

N.Y.クイーンズ出身のemcee
アルバムリリースがずれ込む最中、ようやく規模の小さかったレーベル"American Recordings"からリリースしたものの、プロモーションが十分になされなかったためセールスは奮わず埋もれてしまったKwest Tha Madd Lad...しかし、中身のクオリティとKwest Tha Madd Ladのスキルの高さが尋常ではなく一度(イヤ、二度は)聴いて欲しいおすすめのHip Hop Classics具合。よって内容を求める本国のコアなリスナー層によるKwest Tha Madd Ladの支持は厚いものの、上記の理由からここ日本におけるプロモーションも薄かったワケで認知度は極めて低いと思う。HIP HOPに限ったことではありませんがこういった作品を聴くと「名盤とは何か??」と本当に考えさせられます。

本盤はBaka BoyzやDan Charnasといったプロデューサーを制作陣に迎えつつも半分以上はKwest Tha Madd Lad自身が手掛け、この時代ならではのSOUL/FUNK/JAZZネタも散りばめたファンキーなサウンドやアングラなサウンドに"Pharcyde"を臭わせるユニークなスタイルも飛び出すなど多彩なスキルはクイーンズを拠点としているということを、すっかり忘れてしまうほど。とにかく聴いてもらえればKwest Tha Madd Ladの魅力に取り付かれビートとラップの渦に埋もれるはず。

2007年には、アングラ・ヒップホップのレア音源発掘ということでJames Ellisonの元、Kwest Tha Madd Ladの未発表曲を集めたアルバム"These Are My Unreleased Recordings"もリリースし、より広まったと思います、、、
"These Are My Unreleased Recordings">>>Kwest Tha Madd Lad - These Are My Unreleased Recordings (Remastered Bonus Track Version)

Songs
01. Everyone Always Said I Should Start My Album off With a Bang
02. 101 Things to Do While I'm With Your Girl 視聴
03. Disnexone 試聴
04. I Met My Baby at V.I.M. 試聴
05. Blase Blah (Off Tha Head) 試聴
06. Lubrication
07. What's the Reaction 試聴
08. Daddiez Home 試聴
09. Kwest's Theme Song
10. Skin Care 試聴
11. Day in the Life of My Asspipe
12. Butta-Few-Co
13. Disk and Dat 試聴
14. 125 Pennies for Your Thoughts 試聴
15. Herman's Head
16. Bludawnmeyesneekhuz (Through Tha Eyez of a Hood)
17. Damn 試聴
18. Say My Name Again


Review
※インタールード系はレビューを省いています

01. Everyone Always Said I Should Start My Album off With a Bang

02. 101 Things to Do While I'm With Your Girl
♪ Brickの"Living From the Mind"をループせたドラムプログラミングがとにかくカッコイイ!ダイナミックかつスムースに切り替わるビートに対し柔軟なフロウを見せるKwest Tha Madd Ladのリズム感には圧巻されるパートはゾクっとします。

03. Disnexone
♪  Bobbi Humphreyの"San Francisco Lights"をサンプリング。"San Francisco Lights"の幻想的なムードを活かしたバックに躍動感溢れるドラムスをあてたトラックで、メロウさとハードさが非常にいい感じで混ざり合ったこの感覚がタマラナイ。どことなくK.M.D.の"Peachfuzz"に似たモノを感じるのでその手が好きならヨダレもの。

04. I Met My Baby at V.I.M.
♪ The Deeleの""Shoot 'Em Up Movies"をサンプリング。程よいエレクトロニック感を含んだメロウ・チューンをネタにピックしたことも流石ですが、1996年において(本来は1994年にリリースも可能だった)かなりの浮遊感を持たせた先鋭的なサウンドというのが恐ろしい、、、MF Doomの"Red and Gold"も同ネタを使用した近いアレンジですから。

05. Blase Blah (Off Tha Head)
♪ コレはremixとオリジナルが正反対なトラックかつどちらも好ナンバーなので両方、聴いてみると面白い。remixは未発表曲を集めたアルバム"These Are My Unreleased Recordings"に収められていてコチラであればi-Tunesでも購入可。

06. Lubrication
♪ 1993年にリリースした初のシングルでもあるナンバーはLittle Featの"Fool Yourself"のドラムスがビートの軸。この曲ではカリフォルニアのプロデューサーでKool Keithのサウンド・キーマン、"Dr. Octagon"を筆頭に他の作品でも制作に関与している"Kut Masta Kurt"のスクラッチが聴けるのでソチラにも注目したいところ。

07. What's the Reaction
♪ EPMDの"Please Listen To My Demo"的な使い方ですがFaze-Oの"Riding High"をサンプリング。チル感漂うトラックながら中間でKRS-Oneの"Black Cop"やD.J. Homicideによる

08. Daddiez Home
♪ Archie Bell & the Drellsの"Tighten Up"使い。曲調とKwest Tha Madd Ladの声質がピッタリ。これ、オリジナルのムードとインパクトに耳がいきがちで、Kwest Tha Madd Ladのラップも一定のような気がする(気が行きにくい)ワケですが、饒舌気味にラップしてみたり、歌唱を含ませたラップをしたり、時間差のようにリリックを放つタイミングをわざとずらす(コレは少なめ)など箇所、箇所でセンスがハジケテます!

09. Kwest's Theme Song

10. Skin Care
♪ Gang Starrの"Just to Get a Rep"でもお馴染み、Jean-Jacques Perreyの"E.V.A."をサンプリングしたトラック。といっても豪快な使用は控え、捻じ曲がった空間を補完するパーツとして利用。ここまでのイメージとは異なりN.Y.らしいサウンドを繰り広げます。

11. Day in the Life of My Asspipe

12. Butta-Few-Co
♪ 奇人的なヴァイブを振りまくユニークなKwest Tha Madd Ladに、やはり非凡なモノをヒシヒシと感じる。声質勝ちみたいなところもありますが、こういった手をパフォーマンスできる(やらない?)ラッパーが少ないのも事実。

13. Disk and Dat
♪ この曲はWu-Tangに通じるものを感じる。地の底から煽るようなドラムプログラミングに絡みつく怪しいメロディ、、、ハスキーヴォイスでフロウする様が更にそう感じさせるのと同時に、曲に最適なスタイルを見い出し、ツボを確実に突いてくるKwest Tha Madd Ladの凄味が伝わってくる。

14. 125 Pennies for Your Thoughts
♪ Baby Hueyの"Hard Times"のドラムスをビートに組み込ませたもので、レコードノイズっぽい音の粗さを活かしベースを絡ませた骨太なトラックにスカッと抜ける心地よさを放つドラムスが心躍らせる。特に1:05分ちょい過ぎのトコは掻き立てられる何か脳髄を貫く。"粗さとダイナミズム"

15. Herman's Head
♪ Joe Hendersonの"Canyon Lady"をサンプリングしたJazzyなトラック。ムダな音も使わず、やや浮遊感を持たせ煙たさや不穏さが漂う抑制した仕上がり。ユニークなスタイルが多いKwest Tha Madd Ladなだけに、ここで見せるシックなスタイルが緊張感を高める。終盤のチェーンソーの音と男の叫び声も、、、

16. Bludawnmeyesneekhuz (Through Tha Eyez of a Hood)
♪ The Honey Drippersの"Impeach the President"を下地に蠢くベースや、キーが外れたピアノの音などがディープな世界を捻出するトラック。一聴では煩わしいトラックに捉えがちですが、アクの強い音を緻密に組み合わせた拘りを感じるナンバー。その拘りは終盤で音圧を上げ追随してくる点でも普通ではないというアピールで出ていると思います。ビギナー向きではないので悪しからず、、、

17. Damn
♪ コレはKwest Tha Madd Lad本人??って頭をよぎる野太いラップに、こんなハードなスタイルもいけるんだと唖然、、、でも最後はKwest Tha Madd Ladらしさ!?で締め(笑)誰か(某天才Mさん)のように違う人格でも作ってるんじゃないかとすら思う。

18. Say My Name Again

●洋楽ランキング参加中/よりBlackmusicが好きになったなんて方は黒汁(1票)をプリーズ
人気ブログランキングへにほんブログ村 音楽ブログへ

0 CommentsPosted in Kwest Tha Madd Lad

くろふねオススメの1枚

  • Ephemerals - Nothin Is Easy
    Ephemerals
    “Nothin Is Easy”

    英Blues & Soul Magazineで五つ星を獲得!Hannah Williams and The Tastemakersの仕掛け人Hillman Mondegreenを中心とするロンドンのソウル・バンドEphemeralsのデビューアルバム 【Nothin Is Easy】 が登場。60's~70's Soulに対する敬愛をグツグツと煮込んだ「心暖まるソウル・ミュージック」が此処に。

Sponsors

Sponsors

Daniel Crawford

Social Lovers

Gabriel Garzón-Montano

idesia

Mad Satta

-0 Comments
Leave a comment
管理者にだけ表示を許可する
Top

Sponsors

Linn Mori - 【Invisible Vision】

Source Magazine's 100 Best HipHop Albums

Ntjam Rosie - 【Elle】

Jazz Spastiks - 【The Product】

Kebomusic presents The Experience

Kenny Wesley - 【the REAL thing】

Latest Entry

ただいま新着記事を読み込み中です...
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。