The Isley Brothers後期の名盤 ~ Mission To Please~

12 16, 2009 | Tag,SOUL/FUNK,R&B,1990,SOUL/FUNK1990,R&B1990


The Isley Brothers / Mission To Please(1996)

現在においても唯一無二の輝きを放ち新旧のリスナーから愛され支持されるThe Isley Brothers

ゴスペルスタイルの「Shout」でデビューを飾るものの1962年のシングル「Twist & Shout!」以外の売り上げが不振のためレーベルを転々とし苦渋を飲んだ初期活動、新たにメンバー3人が加わり快進撃を続けた1970年代、R&B/Hip Hop界のクリエイターのサンプリング・ソースとして支持・多用される「Between the Sheets」を筆頭としたメロウ路線に移る1980年代では、バックの3人が独立、1986年に長男O'Kelly Isleyが心臓発作によって他界と残されてしまうRonald Isley...

1992年にはグループを脱退したErnie IsleyとMarvin IsleyがRonald Isleyの元へ戻り「Tracks of Life」を発表、1996年には残されたRonaldを支えたAngela Winbush, Down Low (Nobody Has To Know)以降から密接な関係を築くR. Kelly, 爽やか様式美を貫くBabyface, 甘エロ男Keith Sweatを制作陣に迎えた捨て曲なしの本作「Mission To Please」を発表とそれぞれの時代のスパイスを加えクオリティの高い作品を放つThe Isley Brothersに感服。以降2001年、2003年、2006年にアルバムをリリースしています。
Review

1 Floatin' On Your Love
♪ Isleyファンの方であれば周知、Ronald Isleyの奥方Angela Winbushがプロデュース。1989年作「Spend the Night」からの支えということも含め相性は抜群。上質かつ研ぎ澄まされた大人なR&Bサウンド内で繰り広げられる夫婦のパフォーマンスにFloatでございます!チョイ悪ギターもイイ味をだしていてGood。
>>Floatin' On Your Love 試聴

2 Whenever You're Ready
♪ 続けてAngela Winbushがプロデュース。冒頭からRonald Isley必殺のWell, Well, Wellが爆発(笑)1980年に漂わせていたメロウなヴァイブを組み込みながら1996年のR&Bへと消化させているあたり、さすがAngela Winbush。この溶け込みそうなスイート・グルーヴがタマリマセン・・・
>>Whenever You're Ready 試聴

3 Let's Lay Together
♪ 出だしでピンと来る方も多いはず、1995年前後のR. Kellyのロマンティックな手法が散りばめられた1曲。「さぁ」と優しく耳元で囁き手を回す姿が浮かびあがってきそうなベット・サイド・ナンバー。ここでの少し暴れ気味のギターは昂ぶり重なる二人の気持ちのようで・・・Heaven'sなんて言葉が出てきますが当にそんな気分にさせてくれる1曲です。
>>Let's Lay Together 試聴

4 Tears
♪ 冒頭部だけ聴くとBabyfaceっぽくないなぁって思いながら聴き続けると、サビを含めてBabyfaceらしいエロスを追求し過ぎない甘さ・爽やかさを含むスイート・メロディが感じ取れる。この手をBabyfaceが歌うと更に爽やか様式美に染まるワケですが、Ronが歌うことでこんなにもシルキーでアーバンな曲になるんだか・・・タマラナイと前にも言ってますがヤッパリヨダレものでタマランのです。
>>Tears 試聴

5 Can I Have A Kiss (For Old Times' Sake?)
♪ 正直に言うと、Down Low (Nobody Has To Know)に似た箇所が見られる。良い曲だけどR. Kellyには、もうひと工夫して欲しかったなぁ・・・
>>Can I Have A Kiss (For Old Times' Sake?) 試聴

6 Mission To Please You
♪ 引き続きR. Kellyが手掛けています。「For The Love Of You」を組成にしながらR. Kellyのロマンティック・エロティック・フレイヴァーを注入したナンバーに仕上がっています。
>>Mission To Please You 試聴

7 Holding Back The Years
♪ ここで制作のたすきは再びAngela Winbushへ。Frantic Elevatorsの同タイトル「Holding Back The Years」をリカヴァー。非常にレヴェルの高いカヴァーでIsley Brothersのオリジナルといいたいほど彼らのカラーで覆っている。Ronの歌いっぷり、Angelaの手腕もさることながら、Ernie Isleyの「キュイーン」を筆頭に曲を引き立て心に染み入るギターに注目してしまう。
>>Holding Back The Years 試聴

8 Make Your Body Sing
♪ 続けてAngela Winbushがプロデュース。ドラム・マシンのモダンさにスムースでロマンティックなメロディを乗せたトラックにErnie Isleyの甘美なギターと「Came on baby~♪」と艶やかな女性のバックヴォーカルが絡むベット・サイドのお供ナンバー。

9 Let's Get Intimate
♪ これまたAngela Winbushが手掛けるナンバーですが、、、Marvin Gayeの「'Til Tomorrow」を彷彿させる珠玉スロー!!この曲が持つムード(空間)はIntimateの持つ居心地の良さそのもの!!ってことで「もと互いを知らなきゃ」といったノリの夜に大活躍しそうなセクシーな1曲。官能さは収録曲の中で一番だと思いますよ(笑)
>>Let's Get Intimate 試聴

10 Slow Is The Way
♪ 今までの曲調からすると、このネバリを帯びたルーズなサウンドを異質に感じるかたもいるのでは?最後は、この手の曲を作らせたらピカイチのKeith Sweatがプロデュース。ウネウネとエロスを加えるシンセが中毒性を加え、Keith Sweatもアディショナル・ヴォーカルで登場しムードを高めています。

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2 CommentsPosted in The Isley Brothers

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2 Comments
By rb412 18, 2009 - URLedit ]

こんにちは。
波瀾万丈の人生ですね…笑
それにしても60年代から長いスパンで活躍されているなんてすごいですね。
曲も聴きやすく、すっと入ってくるような気がしました。

By phatkat12 18, 2009 - URL [ edit ]

rb4さん、こんばんは。

ドラマのような波乱万丈具合に涙、涙です・・・
そんな苦労があってこそなのか??何とも言えない存在感と味わいを醸し出しています。

なかなか60年も活動を続け、世代を超えファンを獲得し更に曲もイイというのがスゴイと私も思いました♪

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