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Kebomusic presents The Experience

02 20, 2013 | Tag,R&B,2010,R&B2010,SOUL/FUNK,SOUL/FUNK2010
Kebomusic presents The Experience


Kebomusic presents The Experience (2013) 

アトランタを拠点とするプロデューサー / キーボーディストDerrick Pryceによるミュージック・プロダクション・カンパニーKebomusic
当人であるDerrick Pryceは、カナダはオンタリオ州南東部の市オタワ出身。これまでに自身の拠点となるアトランタのR&BアーティストYenのプロジェクトを手掛けたり、ジャズ・サキソフォニストDerwin Danielsのアルバム“Journey” (2007) にてコラボレーションを果たし、2010年にはそのDerwin Danielsや、Kenny Wesleyをゲストに迎えたデジタルEP “The Soul Prototype”をリリース。

2013年2月19日に、一つのプロジェクトに対してSteve Wallace、Kenny Wesley、Lenora Jaye、Tracy Cruz、Lasonya Gunter、MoonchildのAmber Navranなど、定評・評価のあるインディー・アーティストが集っているのだから、Kebomusicが送る、インディーSOUL / R&Bシーンの良質なシンガー (ただし、#10はサキソフォニスト且つ、サウンドはJazz) をチョイスしてお披露目するV.A.といっても差し支えないであろうフルアルバム“The Experience”を届けてくれている。

ホント私情を挟んで申し訳ないけど、まるでDerrick Pryceが僕のためにアーティストをチョイスしてくれたんじゃあないか!?と思うほどの的確な人選眼。本盤に登場するアーティストを複数知っている方ならば僕と同じ気持ちを抱いてくれるだろうと思うし、知らないアーティストだなぁ...なんて方も、Kebomusicが送る“The Experience”から掘り下げて、各アーティストの良質な音源に出会える可能性を持っていることも約束できる。それだけの1枚なのだ。

それでは、EP “The Soul Prototype”からの4曲 (#1, #2, #4, #10) と、新たに6曲が追加された計10曲で構成されたKebomusicのフルアルバム“The Experience”を、足早ではあるものの各アーティストの簡単なBIOなどを交えながら紹介して行きたいと思う。


#1-“Escalators” (feat. Steve Wallace)
自らを「アーバン・ソウル大使」と称するSteve Wallaceは、Ramsey Lewisさえ賛辞を送っていたヴォーカリスト / キーボーディスト / ソングライター / プロデューサー。
詳細は割愛させていただくが、幼少期から音楽にどっぷりと浸かり、訓練・経験を培い、自前のスタジオをブルックリンに設立。Ghostface Killah、De La Soul、Ledesi、Maya Azucena、Martha Redbone、Abby Dobson、Chester Gregoryらのライティング / プロデュースを受け持つと同時に、キーボーディストとして、メロウ職人Leon Wareを筆頭にAvant、Black Moon、Talib Kweli、Smiff & Wessun、Eric Robersonらのミュージック・ディレクター / 伴奏も務めている。
もちろん自身のソロ盤もリリースしており、特にCamp Loでも御馴染みあのネタも飛び出すアルバム“Urban Soul”は、タイトルに偽りなきクオリティとセンスを感じさせる力作。これを聴けば語るより易し。Steve Wallaceの実力の程をお解かりいただけるハズ。

前半では、一番のお気に入り。Soul-JazzとR&Bを縫いこんだクールなサウンドで装い、アツいパフォーマンスでホイップするSteve Wallaceの歌唱と、ゾクゾクさせるハーモニー攻めという、解かってらっしゃるそつのない作りこみに隙は無い。
新曲ではなくEPでも披露していたナンバーをトップに持ってきていることからも、Kebomusicとしても自身をもって送り出せる (冒頭を飾れる) 1曲なのだろう。

#2-“Live Give Love” (feat. Dawn McClain)
Dawn McClainはカリフォルニア州L.A.出身。11歳の頃から教会で歌い始め、1990年代後半にアトランタにロケーションを変更して活動を続けている。
アトランタではSol factor bandのリード・シンガーを務めたり、Roberta Flack、Jeane Carne、Ann Nesby、Kem、Gordon Chambersらとステージをシェアする機会を得てパフォーマンス。また、Hard Rock Cafe、Sugarhill、Soul Sista's Juke Jointなどアトランタのイベントやパフォーマンス会場でも演じている。

他曲に比べ、色濃くシンセを使っているコスミックなナンバー。どちらかと言うと、円熟・深みで勝負というよりも少し可愛らしさが残る声質で跳ねて見せるなどメインストリーム寄りの絢爛な楽曲 (中にはシンセ使いのサザン系トラックや、Houseなども含まれる) を歌うDawn McClainの歌唱の発色の良さを併せている。

#3-“Mind's Eye” (feat. Lenora Jaye)
Lenora JayeはN.Y.ブルックリン出身、現在はアトランタを活動拠点としているSoul / Retro Soul / Nu-Soul / Neo Soulシンガーソングライター / ヴォーカル・アレンジャー。
2010年の暮れにインディーSOUL/R&BシーンからR&B界に一石を投じるべく、アツい信念と歌心満載の傑作“The Story”を発表し、根強いファンを多数抱えている。
また、Neil Tomoや、NYC出身のプロデューサー / リミキサーAstral22、知る人ぞ知るプロダクション・デュオCool MillionのRob Hardt & Frank Ryleが送るハウス・プロジェクトThe Defloristicsの3rdシングル“L.I.F.E (Second Minute Hour Day)”のヴォーカリストを務めるなど、Houseサイドのコラボレーション&ワークも身軽にこなす実力派。

Dionneによるバック・ヴォーカルが、Xscapeの2nd以降のセクシーな趣向を思わせる。その90's中期から後半にかけてのUSのR&Bシーンの空気感を纏い、高鳴る鼓動にも似たビートが響けば、コチラの心に問いかけるようなLenora Jayeのしっとりとした艶ヴォーカルが迫り、想像力を掻き立て徐々に味わいを広げて行くJazzy-soulを披露している。

#4-“I'm Still Here” (feat. Kenny Wesley)
2008年3月にリリースしたEP “I'm Sorry"”でデビューを飾ると、グラミー賞を受賞している名シンガーソングライターGordon Chambersから早くもプッシュされていたワシントンD.C.のシンガー・ソングライター。
ネクスト・プロジェクト“All in a Week”の布石として公開されたミュージック・ビデオ“Cloudin' Up My View”や、R&B/Jazzフルーティスト Trey Eleyと、プロデューサー / エンジニアMatthew Shell (この二人はジャズ・デュオも結成している)と共に送り出した“Rock With You”も大好評を博し、2011年から2012年にかけて、シングルを数曲残しつつもネクスト・アルバムは残念ながらリリースされていない。
そのような状況下、ネクスト・プロジェクトの到着を首を長くして待っているファンも多いだろうが、1月にデビューLP “The Real Thing”のコマーシャル・ビデオも公開されている。以前挙がったプロジェクト“All in a Week”は一体?という感はあるが、僕の記憶違いにせよKenny Wesleyのアルバムが拝めるならそれでOKでしょ!
(因みに“Rock With You”は、Trey Eley & Matthew ShellのプロジェクトFreedomに収録されているのでチェックを)

ソウル・ファンクもイケるシンガーだけれども、こういったソウルとポップの感触を混成したポップな面を見せつつも、歌い口はソウルフルというソウルフル・ポップを歌っても映えてしまうKenny Wesley。
実際、Kenny Wesleyは自身のシングル“Wan't Let It Go”や、“The Wisdow”で近い楽曲を披露している。が、どうやらニューLP “The Real Thing”はファンク色も強そうなので、僕としては嬉しい限り。

#5-“All For You” (feat. Tracy Cruz)
Tracy Cruzは、あのElectric Empireも一目置いているシンガーで、パートナーであるAllen Rossと共に良作を輩出。2ndアルバム“Universoul Symphony”もその筋において高い評価を受けるなど好事家の間で人気の高いシンガー。

軽やかに弾む爽快なグルーヴにJazzyなエッセンスと微Synthが優しく香る心地良さがナイス!という反面、ややパンチが足りないという側面も秘めている。けれども、この「ライト・グルーヴ&淡いジャジー・エッセンス」と「しなやか」という形容がピッタリ過ぎる流麗な声質や歌唱が魅力なTracy Cruzのトーンとの相性はとても良く、ここでは双方の旨味が一致することによって、終始心地良い風に吹かれているような快感として機能している1stシングル。

#6-“Smile” (feat. Lasonya Gunter)
Lasonya Gunterはミシガン州デトロイト出身、現在はN.Y.に拠点を構え活動をしている。
2001年に、DJ Jazzy Jeff‎のThe Soul Mixtapeにもチョイスされている“Endlessly”を収録したアルバム“BlakGerl”でデビューを飾り、2008年にロック、ブルース、ファンク、オペラを内包した彼女のソウル・ワールドを繰り広げた2ndアルバム“CrazyBeautiful”を、2012年に25,000回超えの視聴数を記録したのだという1stシングルTalk To Meを収めた3rdアルバム“Love & Music”をリリースしている。因みに、Astral22のプロジェクトに先に登場したLenora Jayeと共に参加している。

UKソウルの感性をも感じさせるAngela Johnsonあたりの雰囲気を含んだLasonya Gunterのヴォーカルと、そのあたりを意識してか?サウンド面もなだらかで上質なJazzy-Soulを披露。ただただ乱痴気に騒げばイイってもんじゃあないのヨ。と改めて気づかせてくれる

#7-“Indescribable” (feat. Kenny Wesley)
再びKenny Wesleyが登場。もうコレはかなりのストライク・ゾーン。「Urban」というキーワードに敏感な男心をくすぐる心ニクいベース・ラインと、ブラコン・フレイヴァが香りたつギターの洗練された音色もタマラナイし、そんな気分を高揚させるスムースなkeysもアーバン・ソウル節まっしぐら。
そして、なんて言ったって「エロくも紳士的。そして爽やか」という3つの要素をミックスした艶を感じさせながらも、盛り上げるところはキッチリと情熱的に歌い上げ、情感たっぷりに狂おしげに歌う場面もありと、表情豊かなKenny Wesleyの歌い口にメロメロの至高のアーバン・ソウル。

#8-“Dreaming” (feat. Lenora Jaye)
単に良質なシンガーを迎えた話題ヨロシクな1人よがりではなく、しっかりとシンガーの適正を見極めたうえでKebomusicが制作にあたっているのだろうと強く思わせる曲の一つ。
事実、Lenora JayeはNeil Tomo、Astral22、Cool MillionのRob Hardt & Frank Ryleが送るハウス・プロジェクトThe DefloristicsらとHouse / Club Musicサイドのワークもこなしてきているのだから先のような憶測を抱かせるのも至極当然だろう。
リスナーの鼓膜を心地良く刺激しつつも、決して脚色し過ぎない丁寧なドラムプログラミングが、品性を感じさせるLenora Jayeの声を生かしていることは言うまでなく、夢見心地に揺らめくkeysやシンセが紡ぐ鮮やかさが、Lenora Jayeのヴォーカルと本当によく絡む美麗なダンス・ナンバー。ラジオ・フレンドリーな性質も踏まえると2ndシングルもありかもしれない。

#9-“Let It Go” (feat. Amber Navran of Moonchild)
Amber Navranは、本曲に登場するAmber Navran - (vocal / tenor sax / clarinet)、その他全ての楽器を演奏する二人Andris Mattsonと、Max Brykから成るカリフォルニア州ロサンジェルスをベースに活動をしているネオソウル・トリオMoonchildのメンバー。
インディー故に知らない方もいるだろう。が、処女作にしてあそこまでのクオリティを兼ねた作品を送り出しているのだから、間違いなく今後、更に話題にあがるグループと言っても差し支えないだろう。
2ndアルバムの制作にもあたっているらしいので、近いうちに新曲がお披露目されるかもしれない。

これもMoonchildのAmber Navranというシンガーの魅力を限りなく引き出している。正直、Kebomusicがここまで繊細なトラックをぶつけてくるとは想像だにしていなかった!かなり良い意味でね。だから、Amber Navranの名を目にした時にも驚いたし、更にこのサウンドでしょ!?ほんとビックリ。
ややチキチキとしたビートの無機質さと、限りなく自然体と言うのか?その物腰柔らかな歌い口だからこそ聴き手を惹き付けて止まないAmber Navranのコケティッシュなヴォーカルのオーガニックな質感との対比が妙に合っている。
あぁ、もう身を預けたい!そんな気持ちにさせてしまうAmber Navranのヴォーカル。プライベートな空間・時を気分的に与え、心も身も解きほぐしていくkeys。そして、竹製のウィンド・チャイムのような涼しげな音がまた張り詰めた気分から解放してくれる...もう、どれもこれもが心地良過ぎる珠玉のR&B × Jazzy / Neo-Soul。Kurofune一押し。

#10-“Cadillac Dreams” (feat. Derwin Daniels)
Derwin Danielsのアルバム“Journey” (2007) にてコレボレーションを果たしている当人であるサキソフォニストDerwin DanielsをフィーチャーしたSmooth-Jazz / Fusionのインストゥルメンタル・ナンバー。
ヴォーカルが無いと...という方には厳しいが、ビロードのようなサックスが敷き詰めて行くエロ艶度数は中々のもの。


・Tracklist

1. Escalators (feat. Steve Wallace)
2. Live Give Love (feat. Dawn McClain)
3. Mind's Eye (feat. Lenora Jaye)
4. I'm Still Here (feat. Kenny Wesley)
5. All For You (feat. Tracy Cruz)
6. Smile (feat. Lasonya Gunter)
7. Indescribable (feat. Kenny Wesley)
8. Dreaming (feat. Lenora Jaye)
9. Let It Go (feat. Amber Navran of Moonchild)
10. Cadillac Dreams (feat. Derwin Daniels)

・Customer Ratings (02-19-2013)

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5. All For You (feat. Tracy Cruz)

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