Lauren Desberg - “SIDEWAYS”

Lauren Desberg - “SIDEWAYS
今回はジャズシンガー“Lauren Desberg”のEP “SIDEWAYS”をピックアップ。
実は本盤“SIDEWAYS”はHerbie HancockやWayne Shorterという大御所をも虜にしたジャズシンガーGretchen Parlato
他、Downbeat Magazineで4つ星評価を獲得し、Billboard magazineのTraditional Jazz Albumsの11位をマークした初リーダー作となる“The Timeless Now”を2007年に残し、高い評価を獲得しているテナーサキソフォニストDayna Stephens
プロデューサーとして他曲でもサポートしているGretchen Parlatoのヴォーカルもフィーチャーした(#01-"You Go to My Head")、Richard Rodgers & Lorenz Hartによるポピュラーソング(#02-"Spring Is Here")、Grover Washington Jr.の(#03-"Mister Magic")、Herbie Hancockの(#04-"Come Running to Me")の全4曲を収録。
なんとも口(耳)当たりの良いフェミニンなヴォーカル。そして、そのヴォーカルの柔らかさを生かすTaylor Eigstiのエレガントなピアノと、Dayna Stephensの温かくも色気のあるサックスが、より一層にLauren Desbergという女性はどんなヒトなんだろうという想像へと掻き立てる(#01-"You Go to My Head")、もしかしたら、ジャズ畑外のアーティストとのコラボも今後有り得るのではないと思わせる、ややアンニュイな趣きを帯びたソウルフルなテイストが、まるで爽やかに喉を抜ける微炭酸飲料のようにフレッシュに抜けていく(#03-"Mister Magic")、ファンクなスメルを内包したモダンジャズのグルーヴに添えられるアルバム内において特に透明度の高さを誇るヴォーカル・スタイルが好きなのだけれども、エフェクトを含めクラブジャズ的アプローチで跳ねる(#04-"Come Running to Me")など、鮮やかに魅了していく彼女の魅力は、何も聞かされずに、どういったジャンルのシンガーだと問われれば、まずジャズシンガーだとは答えないであろうギャップのある容姿(twitterの写真より)とやがては重なり、その魅力の破壊力を後からジワリジワリと確実に増し、人気が高まっていくような気配を感じさせる。秋の夜長のパートナーとしては勿論、普段ジャズを聴かない方にもオススメしたいアーティスト。
・Tracklist |
01. You Go to My Head (feat. Gretchen Parlato)
02. Spring Is Here
03. Mister Magic
04. Come Running to Me
・Customer Ratings (09-28-2012) |
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