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The Regiment - The Panic Button

10 29, 2011 | Tag,HipHop,2010,HipHop2010
The Regiment - The Panic Button


The Regiment - The Panic Button (2011) The Panic Button - The Regiment

"O.S.I." (Original. Soul. Invented.)と"IseQold"のデトロイトの2 emceeによってリフォーマットされ、元々はオリジナルのメンバーO.S.I.と"C. Reid"によって結成されたヒップホップ・デュオとしてRawkus 50にピックアップもされているデトロイトのヒップホップ・デュオ『The Regiment』が新たに世に送り出したアルバム『The Panic Button』

アルバムからのリードトラックとして公開されたApollo Brownが手掛ける(#03-"Battle Cry")のインパクトが強いこともあってか?ソリッドなサウンドという重厚なギアを円滑に動かす潤滑油のようにエッジの効いたラップがギアをガツガツと回しテンションを煽りまくる"Battle Cry"のようなタイプのトラックがテンコ盛りなのだろうと勝手に思い込んでいたところ、(#01-"The R"), (#02-"Detroit Hip Hop"), (#05-"Guns And Butter"), (#10-"Believe"), (#11-"Make Do"), (#15-"Clarity"), (#16-"Battle Cry Remix")あたりが"Battle Cry"に準ずる手のトラックとして収められ、先に挙げたトラックの中にもソウルフルなプロダクションはあるものの、そのソリッドさにソウルフルなエッセンスを特に濃い目にブレンドすることで口当たり (耳障り) をマイルドにしたApollo Brownが手掛ける(#08-"The Reason"), Kev Brownと同じくデトロイトのemcee Finaleを迎えた(#14-"100"), 同じくApollo Brownが手掛ける(#17-"Old School Vibe Remix")の3曲。
そして、何よりも"Battle Cry"のようなタイプのトラックがテンコ盛りなのだろうと勝手に思い込んでいたところを意外性で覆しているのが、幼くしてローカルイベントに身を投じる最中、Marvin Sappや、Rance Allenとステージをシェアをしたのだというデトロイト出身のコンポーザー / アクター / シンガーソングライターとマルチな才を放つ"Vincent J. Kelley"をフィーチャーしたR&Bブレンドの(#06-"Let Her Go"), (#09-"Everything"), (#13-"Get Away")の計3曲なのだが、実のところ、この意表を突いたR&Bブレンドものが、90's R&Bを思わせるコーラスやフックがふんだんに盛り込まれている(#06), チョッピングされたソウルの欠片が一面で煌くソウルフルなプロダクションにマッチングしたゴズペルを基盤とする"Vincent J. Kelley"のヴォーカルが熱く爽やかに上り詰める(#09), Jaheimあたりが好きならばイケるのではないかと思う厚く温かい濃厚なソウルを下地にした(#13)と、中々に良い仕上がりを見せているのでR&BブレンドもOKという方は耳に入れて欲しい。

他、Nujabesの作品でお目にかかっている方も多いのでは?と思うSubstantialをフィーチャーした(#12-"That's Why")は、本作でも異質に分類されるのでは?と思う、やや変則的な起伏を見せるビートにエレクトリックなフィルタを介したサウンドとジャジーなピアノループが漂うElectoro-Jazz×HipHopというSoulutionのプロダクションの質に見合った人選に納得。先に挙げたNujabesや、Five Deezあたりが好きな方にフィットしそうな手でもあるし、UKのビートメイカーBEATNICK DEEが手掛ける(#07-"Just Shine")は、どこか懐かしい遠い過去(太古)を思わせるパーカッションに、Bayetéの"Free Angela (Thoughts... And All I've Got to Say)"というサンプリングソースと、神秘的な波長を送り込むシンセを這わせリスナーにスピリチュアルなインスピレーションを与える奥行や奥深さから受ける魅力は本盤に収められている他のトラックには無いものがある。

「"Battle Cry"系大盛り」という期待は挫かれたものの、ビギナーにとって聴き易い (入り易い) 曲もあり、コアなリスナーにとっても印象に残る曲があるという、このヴァリエーションと安定した質を放つトラックは確かに、決して全てではないもののヒップホップ足らぬトラックに出くわした際に、Panic Buttonを押した人々に心地よいヒップホップを届けるのだという二人の思い =「非常ボタン」と銘打ったアルバム『The Panic Button』という非常ボタン (Play) で払拭できるクオリティを持っているが、どのタイプの曲を求めるか?拘りによっては評価が左右される1枚だと思う。


・Tracklist

01. The R
02. Detroit Hip Hop
03. Battle Cry
04. Beauty Of A Day
05. Guns And Butter
06. Let Her Go
07. Just Shine
08. The Reason
09. Everything
10. Believe
11. Make Do
12. That's Why
13. Get Away
14. 100
15. Clarity
16. Battle Cry Remix
17. Old School Vibe Remix

・Customer Ratings (10-29-2011)

amazon (JPN) ☆ - There are no customer ratings
amazon (USA) ☆ - There are no customer ratings
i-Tunes (JPN) ☆ - There are no customer ratings
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i-Tunes (USA) ☆ - (☆☆☆☆☆×10, ☆☆☆☆×2, ☆☆☆×1, ☆×1)
HMV (JPN) ☆ - Unavailable
TOWER RECORDS (JPN) ☆ - Unavailable
TOWER RECORDS (USA) ☆ - Unavailable



♪ 03. Battle Cry



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2 CommentsPosted in The Regiment

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-2 Comments
By 由美太っ10 30, 2011 - URLedit ]

久しぶりに男くさいラップを聴きました(*>ー<*)♪
なぜか心地がいいのは
phatkatさんも説明してあるように
同じリズムと音程音域の波が安定してあるからでしょうね(^ー^*)

By phatkat10 31, 2011 - URL [ edit ]

由美太っさん、こんにちは。

気持ち良い部分を選りすぐってループすることで、
曲の始まりから終わりまで快感と中毒を常に捻出するという
ヒップホップの魅力の一つが痛快に体言されているのが"Battle Cry"ですね~。

常に臨戦態勢になっちゃいますね (笑)

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