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The Physics - “Tomorrow People”

08 29, 2012 | Tag,HipHop,2010,HipHop2010
The Physics - Tomorrow People


The Physics - “Tomorrow People” (2012) 

“The Physics”は高校に通っていたThig, Monk, Justの3人によって90年代半ばに結成。A Tribe Called Quest, Slum Village, The Roots, Nas, Jay-Z, 2Pacからのインフルエンスを受けていたようだが、シアトルのHipHop / R&Bシーンで数多の好音源を輩出しまくるシアトルの顔とも言えるDJ / プロデューサーVitamin D (OzoneのメンバーHerman Brownが父) からも多大な影響を受けているようだ。
高校時代に結成したグループということで、メンバーが離れ離れとなる時期を経つつもThigとMonkはemceeのスキルを、JustはDJ & ビートメイキングのスキルに磨きをかけ、2007年にデビューアルバム“Future Talk”をリリース。Phonteも参加している2ndアルバム“Love is a Business” (2011) では、ヴィーンテージ感たっぷりのジャケに偽りなきソウルフルなテイスト。歌心溢れるファンキィなフロウ。オーガニック、ウォーム、スムースという感覚がヒップホップのビートと混ざり醸造されるどれもこれもがフレッシュでテイスティーという上質なサウンドによってThe Physicsのホームとなるシアトルを中心に更に各地へとその魅力を拡散させていくこととなる。

これまでにBlue Scholars, Macklemore, J. Pinder, Dyme Def, Common Market, Grynch, Absynnian Creole, Good Medicine, Little Brother, Darien Brockington, DJ QbertらとステージをシェアしてきたThe Physicsの3作目となる“Tomorrow People” は、Jake One, Sol, Grynch, Vitamin D, J. Pinderらシアトル勢のアーティストも勿論参加。
中毒性の高いドープなベースラインの酩酊感。燻ぶり煙るストリングス。タイトルにかけたBiz Markieの声ネタを挟むなど、ムダな脂を削ぎ落としたジワリジワリと染み込んでくる焙煎ファンクネスに酔う(#01-"So Funky")、Jake Oneが手掛けるドロドロした黒さというのか。ソウル/R&Bをパッケージしたフックなど、どことなくOrganized Noizeっぽいファンク・スメルが漂うスルメ系の2ndシングル(#02-"Take a Win")、タイトルに含まれる"Twilight"というイメージにピッタリなKeysやフックがゆらゆらと幻惑的に揺らぐヴァイブなど、The Pharcydeの2ndアルバムあたりの雰囲気が好きならばツボだと思う(#03-"Zones in the Twighlight")、1stシングル(#04-"Days")、ドラムマシンが放つ独特の芳しさを軸に、やや粘り気のあるエロ艶フロウとメロウネスな舵取りを見せるレイドバック仕立ての(#05-"Last Dollar")、ゆったりと吐き出されるビートと美メロ兼チルなサウンドのナチュラルなテイストが恍惚を誘う(#07-"Drink With You")、朗らかに弾む陽性ビート、レイドバックを誘うベース&ギター、爽やかに抜けるクールなkeys、緩急をつけたラップが心地良さを突き上げるスムース・チューン(#08-"Skylines")の序盤から中盤を経て、終盤ではフィリーやシカゴのソウルの味わいを西海岸的解釈でアップデートするソウルフルという形容がピッタリな2ndアルバムのテイストを踏襲した(#10-"Make It Happen")、#10同様にソウルに傾向したハンドリングから滲むドリーミーな質感と、その質感に合わせてか?歌及び歌心を含ませたフロウを濃い目に披露する(#11-"Feel So Cool")や、(#13-"Journey of the Drum")といったシアトルらしさが顕著なトラック群を収録。
ディープな渋線から、メロウ、スムース、チル路線。ソウルフル、オーガニックなトラックありと飽きさせないヴァリエーションで楽しませてくれる好盤かと。

スルメ系の序盤 (#01, #02) を聴いてチョット渋いかな?と感じた方はソウルフルな後半 (輪郭のハッキリとした#10, #13) もしくは中盤 (#07, #08) をお試しアレ。

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