Blitz The Ambassador - The Warm Up EP

08 30, 2013 | Tag,HipHop,2010,HipHop2010
Blitz The Ambassador - The Warm Up EP


Blitz The Ambassador - The Warm Up EP

アフロビート × ヘヴィ・ホーン × ヒップホップ × Blitzの圧倒的な存在感とエネルギーに満ちたラップが躍動する 【Stereotype】。前作よりもアフロ・ミュージックのカラーを色濃く、ヒップホップをゴリ押しするというよりは生音を活かしたインストゥルメンタルへの配慮と拘りを感じさせるトラックメイキングにフランス、ロンドン、オランダ、ナイジェリア、ベルギー、スウェーデンといったワールドワイドな面子(ゲスト陣)が、ラップとヴォーカルをバランスよく吹き込むことで熟成をみせた 【Native Sun】 の2枚のアルバムを解き放ち、世界を股にかけて不動の人気をモノにしているアングラ・ヒップホップ・ジャムバンドBlitz The Ambassadorが、いつの間にやら (8月27日) フリーEP 【The Warm Up EP】 をリリース!!

どうやら渇望される3rdアルバム 【Afropolitan Dreams】 も進行しているらしく、2011年のNtaive Sunからの合い間を埋めるには十二分過ぎる本盤のゲストは、Fashawn, Hocus Pocusの20syl, NnekaにTy, ドイツ生まれガーナ育ち、期待のヴォーカリストY'Akoto, ブラジルのMC Emicida, ガーナのMC Sarkodieらが参加とゴージャス。

アツ黒く練りだされるアフロ・ファンクと、イーストコースト・ヒップホップがマッチングした<#1-“The Warm Up”>と、ストンプで生み出されるような力強さを生み出すドラム&ジリジリと耳に焼きつくギターリフに刺さる、小気味よいスクラッチとラップが快感すぎる<#2-“Dikembe”>の冒頭2曲からしてタマラナイ。が、Jamaican In New Yorkをモチーフにした<#3-“African In New York”>なんてのもあるし、照りつくような情熱的展開をみせるパーカッシブな<#5-“Respect Mine”>のY'akotoの奥深いヴォーカルと、熱のこもったラップが絡む加減もgood。

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Blitz the Ambassador / Native Sun

05 21, 2011 | Tag,HipHop,2010,HipHop2010
Blitz the Ambassador / Native Sun


Blitz the Ambassador / Native Sun (2011) Native Sun - Blitz the Ambassador

ガーナで生まれアフロビートやジャズに触れ、兄から薦められたPublic Enemyのクラシック・アルバム"It Takes A Nation of Millions to Hold Us Back"に感化されHip-Hopのインフルエンスを強く受けミックステープなどを作成してきたというemcee / コンポーザー『Blitz』は現在、N.Y. ブルックリンをベースにアンダーグラウンド・ヒップホップ・ジャムバンド"Blitz The Ambassador"として活動。アフロビート×ヘヴィ・ホーン×ヒップホップ × Blitzの圧倒的な存在感とエネルギーに満ちたラップが躍動する"Stereotype"から2年、スタジオアルバム『Native Sun』を届けてくれました。

前作同様にヒップホップ・バンドというスタイルは継続。前作よりもアフロ・ミュージックのカラーを色濃く、ヒップホップをゴリ押しするというよりは生音を活かしたインストゥルメンタルへの配慮と拘りを感じさせるトラックメイキング(インタールード#05や#07, アウトロ#12が特に顕著)を施しているのが特徴で、Blitz The Ambassadorやゲスト陣(Les Nubians, Pete Philly, Shad, Keziah Jones, Promoe, Baloji, Bocaflojaといった渋い人選と意図してか?フランス、ロンドン、オランダ、ナイジェリア、ベルギー、スウェーデンといったワールドワイドな面子によってゲスト陣が構成されている)がラップとヴォーカルをバランスよく吹き込みながらインストゥルメンタルも聴かせるという熟成したアルバムに仕上がった言える。

中身については、アルバムという世界の入り口へと誘う郷愁を帯びたホーンが飾る序盤から土着的なパーカッションが加わり、続けてギター&ドラムスが加わることで徐々に露わになる世界。足を踏み入れ手探り状態のリスナーを突如襲う熱烈なアフロビートの洗礼とたたみかけるようなラップがリスナーを吞み込む約2:00以降~で渦巻くアフログルーヴ、終盤では一転、ネットリと跳ねるミディアム・ファンクでドロリと包み込むという変化が楽しめる(#01-"EN-trance"),
(#02-"Dear Africa")は前記事で紹介しましたが本アルバムからの先行シングルで、フランスはボルドー出身の姉妹デュオ"Les Nubians"をフィーチャー。Les Nubiansの3枚目のスタジオアルバム"Nu Revolution"にもBlitz The Ambassadorがゲストとして参加しておりEmbassy MVMT主催のLiveでも共演。『Afrobeat』という接点で捉えれば必然的なコンビネーション。
(#03-"Akwaaba")は、パーカッション、ホーン、カットは熱くもリードをとるRaja Kassisのスムースなギターが淡い情熱を帯びながら洒落っ気とクールなヴァイブを吹き込み、ブルースということもありラップと歌唱(バックヴォーカル)の両方をBlitz the Ambassadorが吹き込んだ(#06-"Accra City Blues")ではBlitz the Ambassadorのパフォーマンスも聴き所ですが、敢えてラップ&ヴォーカルを控え目にしたと思われる意向から本トラックでは特にJonathan Powell, Ron Prokopez, Ezra Brown, Ernesto Abreuら演じる情緒深い表情を魅せてくれるインストゥルメンタル(中盤以降はしっかりとバック陣にフォーカスしている)にも耳を傾けたい。
開放的なサウンドにフリースタイルなヴォーカルを披露する序盤とラップを絡ませ始める中盤。徐々に音像は厚くAfro-Jazzの要素を強めスピリチュアルな展開を3:00分以降から繰り広げるという自由というコンセプトがサウンド面にも趣向として現れている(#07-"Free Your Mind"),
(#08-"Wahala")ではナイジェリア出身、?uestloveやRoy Hargroveらも名を連ねるアフロビートの創始者Fela KutiのトリビュートアルバムRed Hot + Riotへの参加やBugz In The Atticの"Zombie"への客演~"Liquid Sunshine"や"Black Orpheus", "Nigerian Wood"などAfro要素を交えたものから、育ったイギリスの洗練された感性を感じさせるSoul / Funk盤を放つシンガーソングライター/プロデューサー"Keziah Jones", ベルギーのemcee "Baloji", スウェーデンのヒップホップユニットとしてここ日本でも根強いプロップを持ちファンだという方も多いのでは?なLooptroopのemcee "Promoe", メキシコシティー出身、90年代中期からメキシコ / ラテンアメリカ・シーンで活動し、ソロアルバム"El manual de la otredad", "Matriz preludio al pienso", 最近ではシングル"Missing"(2010)など90's Hip-HopのインフルエンスとJazzを組んだトラックにソリッドなラップをかます、コレクティヴ兼レーベル"Quilomboarte"の創設者 / メンバー"Bocafloja"をゲストに迎え、執拗に迫りテンションを煽るギターリフ、底で唸るベース、熱気を帯びたアフロ・ビート、カラリと吹き込みスイングするホーン、こ気味良いカットが疾走感を生み出すアフロファンクをワールドワイドな面子が各々ラップ / ヴォーカルとノリの良いスタイルを披露。
(#09-"The Oracle")は(Chuck D PSA)とされているようにPublic EnemyのChuck Dのラジオ・メッセージ形式?をフィーチャーし、Sydney DriverとShaun Kellyが生み出すアフロビートとAlex “Krussia” Kalnevのカットをブレンドした時曲へ繋ぐインタールード的トラック。
#09から続き流れる(#10-"Victory")ではPublic Enemyもサンプリングというか数多のアーティストがネタとして愛用するJames Brownの"Funky Drummer"を下地にアフロ・ミュージックを練り込んだ硬質なトラックにオランダのヒップホップ・デュオPete Philly & PerquisiteとしてJazzyでMellow, 生音を随所に用いたサウンドで人気を博し、Oh Noの"Smashin'em"や、同じくオランダのトラックメイカー集団"TheQ4"のメンバーでもあるトラックメイカーArts The Beatdoctorの"The Anthem"などでフィーチャーされているemcee "Pete Philly"を迎え、本アルバムのコンセプトは維持しつつヒップホップらしい1品へと昇華。
タイトルソング(#11-"Native Sun")はCommonの耳を惹いたとの触れ込みでデビューアルバムを放ったロンドンのemcee "Shad"をフィーチャー。緩やかに流れ込むホーンを筆頭に優しい日差しを思わせるレイドバック・サウンドとナチュラルなバックヴォーカルで纏め上げた1品で、これからの季節にまったりと聴くにはもってこい。
締めとなる出口(#12-"EX-itrance")ではアフリカの楽器『コラ』を引用。美しく涼しげな装いと共にトランスを誘発するその旋律に心を奪われる。
などアフロビート好きは勿論のこと、多くのリスナーに訴求できるクオリティを持った高品位な1枚に。

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Blitz the Ambassador ft. Les Nubians / Dear Africa

04 01, 2011 | Tag,HipHop,HipHop2010,2010,Afrobeat
Blitz the Ambassador ft. Les Nubians / Dear Africa


Blitz the Ambassador ft. Les Nubians / Dear Africa (2011)

ガーナで生まれアフロビートやジャズに触れ、兄から薦められたPublic Enemyのクラシック・アルバム"It Takes A Nation of Millions to Hold Us Back"に感化されHip-Hopのインフルエンスを強く受けミックステープなどを作成してきたというBlitzは現在、N.Y. ブルックリンをベースにアンダーグラウンド・ヒップホップ・ジャムバンド"Blitz The Ambassador"として活動。アフロビート×ヘヴィ・ホーン×ヒップホップ × Blitzの圧倒的な存在感とエネルギーに満ちたラップが躍動する"Stereotype"から2年、2011年5月3日にニューアルバム"Native Sun"をリリース予定。Stereotype収録"Goodbye Stereotype"でPublic Enemyの"Don't Believe The Hype"を引用していますが、どうやら"Native Sun"ではPublic Enemyの"Chuck D"もゲストとして名を連ねている模様。

今回は、Blitz名義でドロップした"Double Consciousness"や前作"Stereotype"でもプロデューサーとしてバックアップしていた"Optiks"と"Blitz the Abassador"自らが手掛けたNative Sunからの1stシングル"Dear Africa"をピックアップ。 ゲストにはフランスはボルドー出身の姉妹デュオ"Les Nubians"をフィーチャー。Afrodanceの記事を読んでくれた方は覚えているかもしれませんが、もう直に(4/19予定)リリースされるLes Nubiansの3枚目のスタジオアルバム"Nu Revolution"にもBlitz The Ambassadorがゲストとして参加しており『Afrobeat』という接点で捉えれば必然的な繋がりとも言えそうなコンビネーション (Embassy MVMT主催のLiveでも共演)+ Angela Johnson率いるグループCooly's Hot Boxのメンバー"Ernesto Abreu"がパーカッションを披露と聴かずにはいられない内容に。

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Blitz The Ambassador / Stereotype ~アングラ・ヒップホップ・ジャムバンド~

07 27, 2010 | Tag,HipHop,2000,HipHop2000
Blitz The Ambassador / Stereotype
Blitz The Ambassador / Stereotype (2009)
Stereotype

N.Y.ブルックリンをベースに活動するアンダーグラウンド・ヒップホップ・ジャムバンド。
ガーナで生まれアフロビートやジャズに触れ育ったBlitz The Ambassadorは後に兄から薦められたPublic Enemyのクラシック・アルバム"It Takes A Nation of Millions to Hold Us Back"に多大な影響を受けることとなる。
その後、Blitzは大学へ出席すべくアメリカへ渡り、Kent State Universityでミックステープを作成するなどミュージック・スキルに磨きをかけ卒業。大学を卒業するとN.Y.へ移住、自身のバンド"The Embassy Ensemble"を結成し"Stereotype"のレコーディングを開始し2009年に本盤が誕生。
何と言ってもBlitz The Ambassadorの魅力はBlitzのルーツでもあるアフロビート×ヘヴィ・ホーン×ヒップホップのビート×Blitzの奥底から放つ存在感のあるラップで構成されるトラックに宿る圧倒的なエネルギーと生を感じさせる躍動感。こういった手は意図的になりすぎて大味になりがちですがBlitz The Ambassadorはごく自然なのがイイ。まずはその圧倒的なエネルギーを感じてもらいたく「らしさ」が顕著な#03-"Breathe"と「らしさ」×コズミック、徐々に変化を魅せ中間からBlitzが爆発する大地と宇宙・未来といったスケールの大きさをひしひしと感じさせてくれるフューチャーヒップホップ#11-"Remembering The Future"を聴いてもらえたらと思う。往年のヒップホップ・ファンは#12-"Goodbye Stereotype"を聴くとニヤリ。

Review
荘厳なストリングスとアフロビートに極ソウルエッセンスを絡めたスケール感のある冒頭に続き、荒くファットなビートが加わる重厚なトラック。魂の叫びともいえるバックヴォーカルとコーラスの使い方なども含めTalib Kweliの"Quality"やTalib Kweli & Hi-Tekの"Train Of Thoughtあたりのサウンドが好きな方におすすめしたい"#02-"Something To Believe",
アフロビート×ドラムマシンが生み出す濃厚なビートに中毒性の高いギターリフ、カラっとした熱気を含んだホーンの音色が息づくエネルギッシュなトラック。アフロビートに対抗し饒舌ラッピンも魅せるBlitzの姿と煽るようにヴァイブを吹き込むゲスト"Rob Murat"のヴォーカルが映える最も「らしい」シングル#03-"Breathe",
Little Brother系の爽やかでメロディアスなホーンで始まりつつも、トラックは情熱的でスリリングなサウンドとゲストヴォーカル"Rick Bartlett"を筆頭にカリブ・エッセンスをブレンドした展開で魅せていく刺激的な#04-"Lover's Remorse",
セクシーなサックスを率いたJAZZの幕開けからベースラインとギターはトラックの軸として残し、パーカッションを絡ませたシックでアダルトな構成に。節々でサックスがタイトルHomeを思い起こさせるように切なさを含ませセクシーにブロウする数少ないJazzy Hip-Hopチューンながら重厚さは健在の#06-"Home",
終盤で昂ぶり激しさを増すメランコリック・ギターにスペイン語のフィメールヴォーカルとサイレンが重なる別の意味でヘヴィな哀切トラック好きにはタマラナイ仕様の#07-"Ghetto Plantation",
これまたヘヴィ。冷徹なストリングスとシンセに被さる途方に暮れるような"Kate Mattison"の脱力ヴォーカルが無常に響き、力強いドラムスと高圧的ラップが重く圧し掛かる他、暴虐的なエレキ・ギターがドラマティックな曲へと高めるなどフィルムなんかと相性が良さそうな#08-"Nothing To Lose",
切ない旋律を流麗に奏でるピアノにAl Greenの"I'm Glad You're Mine"を引用したビートと"Tarrey Torae"のヴォーカル、中盤以降で聴ける解き放たれたかのように自由に音を響かせるフルートがベストマッチ。美しくも儚さを感じさせ心に食い込む#09-"Dying To Live",
前3曲のダークなトーンとはうって変わり、Marvin Gayeの"Mercy Mercy Me"にも似たゆったりとしたサウンドをパーカッション、エレピ、ベースなどで演出。切迫したラップを魅せていたBlitzも本ナンバーではリラックス・ムードでラップを披露する本盤唯一のレイドバック・チューン#10-"Beyond The Clouds",
息抜き的な#10を経て再びトラックはBlitz The Ambassadorらしい、ヘヴィ・ホーンと腰の据わったビートを軸にスペイシーな味付けを加えたものへ。ゆったりとした前半から一気にトラックが疾走しBlitzも疾走⇒トリップ感を演出したスペイシーなパート⇒終盤のアフロビート、ホーン、マリンバが炸裂するルーツ回帰的なパートと7分で様々な顔を魅せる聴き応えのある#11-"Remembering The Future",
フューチャーリスティックな冒頭に続き、Boogie Down Productionsの"South Bronx", Eric B. & Rakimの"Eric B. Is President", Public Enemyの"Don't Believe The Hype", Run D.M.C.の"My Adidas", Notorious B.I.G.の"Unbelievable", Nasの"NY State of Mind", Wu Tang Clanの"C.R.E.A.M.", 2Pacの"Ambitionz Az a Ridah"など哀切トラックを交えながらヒップホップ・メドレー状態で締めるあたりに相当HIP HOPからの影響と強い思い入れを感じさせる#12-"Goodbye Stereotype"のエネルギー全開の全12曲。

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