Jay Nemor - Just Sayin'

02 18, 2015 | Tag,SOUL/FUNK,2010,SOUL/FUNK2010,R&B,R&B2010,Soul-Jazz,Spoken-Word
Jay Nemor - Just Sayin'


Jay Nemor - Just Sayin' iTunes

今回セレクトしたアルバム【Just Sayin'】は、SOUL / R&B / JAZZ デュオKenya & Nemorの相方Jay Nemor (プロデューサー / ミュージシャン / シンガー) がリリースしたソロ・デビュー・アルバム。

因みにJay Nemorと組んでいるこのKenyaとは、シカゴのシンガーKenyaとは別人となるアイスランド出身のシンガーKenya Emil。二人はモータウン・トリビュート・ショーで運命的な出会いを果たし、互いの才能に魅かれると、2004年に初のデモ・トラックとなる"Touch Me Taste Me"を作り上げる。その後、アイスランドやノルウェーといった彼らの活動拠点となる北欧でのフェスティバル/ギグを始め、ニューヨーク・ツアーもこなし、2011年にはデビューアルバム【Just Becuz】をリリース。因みに日本では、Sweet Soul Recordsからアルバムがリリースされている。

そして、この【Just Becuz】は、 Stuart Matthewman関連の諸作を思い起こさせる曲から、ヒップホップのファクターを組み込んだ曲や、N.Y.のプロデューサーPismoを迎えたヒップホップ / R&B / POPが上手くブレンドされた曲までと、落ち着いた洒落感の中にストリート色や馴染み易さをしのばせた飽きのこない知られざる?アルバムだった。

そんなちょっぴりマニアックな好盤を残しているJay Nemorの【Just Sayin'】は、パーカッション×スポークン・ワードが軸というスタイルと、その声質も相俟ってGil Scott Heronを引き合いに出したくなる①-「Smiling Faces」から幕を開ける。

まず、聴いて欲しいのが、約7:30秒と、現在では尺の長い部類に入るだろうシングル「Music "Suite Soul"」 のアルバムVer. となる、Leon Ware×Marvin Gayeの醸すエロティックなムードを纏い、静かに甘く語りかけてくる艶ソウル・ナンバー④-「Music」。実は長尺なだけあって、シングルVer.「Music "Suite Soul"」 では、アルバムVer.とは異なり、一工夫凝らしている。それと、⑧-「Music "simply"」は、言うまでもなく④のアコースティックVer.で、Gil Scott Heronの面影も重なる。

それから、流麗なジャズ・サウンドにスポークン・ワードと歌唱を織り交ぜて陰影を投じる⑤-“Sunday Morning”や、混沌とした現シーンにおいて、それは希少と言えるほどの美しいメロディと、その美しさを賛美するかのような歌声に懐の深さを感じずにはいられない⑥-「i AM a rock」も印象的な1枚。

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Love Eyes - Lauren Faith / Ktio (feat. D. Riba)

12 31, 2014 | Tag,SOUL/FUNK,2010,SOUL/FUNK2010,Soul-Jazz,Jazz,Jazz2010
Love Eyes - Lauren Faith / Ktio (feat. D. Riba)


Love Eyes - Lauren Faith / Ktio (feat. D. Riba)

今回セレクトしたLove Eyes - Lauren Faith / Ktio (feat. D. Riba)だけど、この曲はまずオリジナルとなるLauren Faithの“Love Eyes”があり、そのオリジナルをフランスのDJ / リミキサー / コンポーザーktioがエディットした“Love Eyes (ktio edit)”が誕生。そして、そのエディットにフランスのミュージシャン / コンポーザーのDamien Ribaがピアノを乗せて出来上がっている。結果、ドリーミーなソウル・ジャズに仕上げたktio editにDamien Ribaのジャズ・ピアノが加わることで、ソウルとジャズの揺らぎが与える多幸感が増幅され、フェミニンなLauren Faithのヴォーカルの心地良さも倍増と、かなりいい塩梅のヴァージョン。

じゃあ、オリジナルは?というわけで、オリジナルの“Love Eyes”を生み出したLauren Faithについて触れておこうかな。

Lauren Faithはロンドンで生まれ、8歳から移り住んだイングランドのダービーを拠点に活動をしている。歳は20歳だそうで、シンガーソングライター / ミュージシャン (ピアノ、ギター、ヴァイオリン、フルート、パーカッション) / コンポーザー / プロデューサーという才女。ソロEPの制作にも入っているらしい彼女は、エレクトロニック系の曲もやっているんだけど、“Crazy Sexy Cool”なんかはかなり90's R&Bのフィーリングを醸していて好みのタイプ。で、90's R&Bにこのタイトルとくれば頭に浮かぶのはTLCの2ndアルバム。ここまで連想してしまうとオリジナルの“Love Eyes”がTLCの“Diggin' On You”っぽくも聞こえたり (90's R&Bということなら、Totalの“Tell Me”と“Diggin' On You”を足して割った感じ) もするんだけど、多少意識してるのかなぁ?なんて思ってみたり・・・ちなみにE.DozaによるLauren Faithの“Without You”のハウス・リミックスが他曲に比べて圧倒的/爆発的な人気を奮っている。

とにかく、オリジナルの“Love Eyes”もステキなLauren Faithのはにかむようなあどけなさを残しながらの艶を感じさせる歌声が、あからさまな艶ヴォイスよりも却ってセクシーで興奮するイイよね。

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The Elder Statesman - “Montreaux Sunrise” / “Trans-Alpine Express”

05 17, 2014 | Tag,Soul-Jazz,Jazz,2010,Jazz2010,SOUL/FUNK,SOUL/FUNK2010
The Elder Statesman - Montreaux Sunrise / Trans-Alpine Express


The Elder Statesman - “Montreaux Sunrise” / “Trans-Alpine Express” 

Captain Planet、Potatohead People、Colm K、そして、コンピレーション・シリーズTempo Dreamsなどなどニクい作品ばかりを世に放ち続けるブルックリンのレーベルBastard Jazzが新たに仕掛けた1枚は、昨年にリリースした 【Curiosities】 が世間を賑わせていたニュージーランドのマルチインストゥルメンタリスト / プロデューサーのLord Echoがプロデュース&パーカッション/ドラムスで参加をしているニュージーランドのスピリチュアル・ジャズ・トリオThe Elder Statesmanの7inch “Montreaux Sunrise” / “Trans-Alpine Express”

あぁ、いつにも増して珈琲/紅茶が美味い!そして、風景、景色、その目に映る全てが輝いて見える。な~んてのは少し言い過ぎだけど、一度聴けば、二度寝気分も気だるい気分もスッキリ爽やか、最高の気分にしてくれること間違い無しのスウィートなレイドバック・ソウル・ジャズ。早くもWax Poeticsでも“Montreaux Sunrise”が取り上げられている要注目の絶品を聞き逃さないように。

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Moonchild - “Please Rewind”

03 31, 2014 | Tag,SOUL/FUNK,2010,SOUL/FUNK2010,Neo-Soul,Soul-Jazz,R&B,R&B2010
Moonchild - Please Rewind


Moonchild - “Please Rewind” 

ネオソウル界の新星として登場するや否や、処女作 【Be Free】 が人気を博し、現ネオソウル界を牽引するバンドとして仲間入りを果たしたL.AのトリオMoonchild
世界に散らばるネオソウル~ミュージック・ラヴァーが切望した彼らの2ndアルバム 【Please Rewind】 は、現在はBandcampから消えてしまっているリードトラック③-“Don't Wake Me” (2013年の春頃にBandcampで公開されていたと記憶している)、そしてミュージックビデオの公開から後にシングル化もされた①-“All The Joy”、その後にミュージックビデオが公開された④-“Nobody”の3曲の前評判どおりの高品質な1枚に仕上がっており、その人気ぶりも絶好調。

一切の澱みを感じさせないほどにピュアで、ごくごく自然体なパーソナリティとミュージシャン・シップ。尖らず、着飾らず、ありのままに、それでいて好きだからこその彼らの芯は強く、眩く、本当に暖かい。そんなイメージというのか、「うららか」、「癒し」という言葉がピッタリな①-“All The Joy”と④-“Nobody”の2曲は決して外せない。この2曲はどちらも鳥の囀りを用いていたりと、凡その曲が夜に適したムードを放つ中で昼に適した雰囲気を持ったタイプ。
それともう1曲、決して外せないのが③-“Don't Wake Me”。流石、Neo-Soulバンドの新星として登場しただけのことはあるなぁ、と溜め息が出てしまう程の出来栄えで死角なし。つまり、先行公開されてきた3曲はどれもスバラシイということ!

これは外せないということで上記の3曲を先行して紹介したのだけれども、②-“The Truth”では、ヒップホップとエレクトロニックなフィルタを介しつつも、その質感はMoonchildのカラーを維持し、独特の心地良さを見事に表現。ノスタルジアを運ぶ夜風 (イントロ)、どこまでも広がる夜空と仰ぎ見る星空の美しさを思わせる流麗なアレンジメント、夜空を仰ぎ夢見ては心躍らせる可憐な歌声が印象的な⑤-“More Than Ever”は、聴くほどに染み入る好曲。それから、なだらかに流れるジャジー・グルーヴから、微ファンク・エッセンスを添えたライト・メロウなそよ風が頬 (耳) を撫でる瞬間 (コーラス) がこれまた本当に気持ち良い⑦-“Winter Breeze”だって負けていない。
そして、そのタイトルと虫の鳴き声にErykah BaduのOrange Moonが一瞬過ぎる締めの⑩-“Moonlight”は、毎夜変わらずその光りで優しく包み見守る月光のような包容力と神秘に満ちた半インスト・ナンバー。その構成ゆえに好みが分かれそうだけど、ヒーリング効果もありそうな不思議な魅力と深みを持った1曲。

インタールードを含む計10曲。ファンの期待に応えた、これぞMoonchildといえる楽曲が押し並ぶ、ファン垂涎の1枚かと。

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Moonchild - “Nobody” (Official Music Video)

03 14, 2014 | Tag,SOUL/FUNK,2010,SOUL/FUNK2010,Soul-Jazz,Neo-Soul
Moonchild - Nobody (Official Music Video)


Moonchild - “Nobody” (Official Music Video) 

いつの時代においても流行とは無縁、もしくは対極に位置する素晴らしいアーティスト、素晴らしい音楽がある。デビューアルバムにして数多の好事家を唸らせた 【Be Free】 は勿論のこと、後に発表されることとなる“Be Free”のDJ Jazzy Jeff and James Poyser Remixでも話題をさらったLAのNeo-Soul / Soul / Soul-JazzトリオMoonchildもその部類に入るグループじゃあないだろうか。
そのスタイルはそういった移ろいやすい流行の流れや勢いとは正反対のもので、彼らのパーソナリティやミュージシャン・シップは一切の澱みを感じさせないほどにピュアでごくごく自然体。尖らず、着飾らず、ありのままに、それでいて好きだからこその彼らの芯は強く、眩く、本当に暖かい。

言うまでも無く2ndアルバムからのシングル“All The Joy”にしてもそれは同様で、結果、数多のファンが今か今かと2ndアルバムのリリースを渇望中。その最中、アルバム・アートワークとアルバムのトラックリストが公開され、bandcamp並びにiTunesでプレオーダーも開始。去る3月11日には待望の2ndアルバム 【Please Rewind】 からM④に収録されている“Nobody”のオフィシャル・ミュージック・ビデオが先行公開されており、早くも好評価が殺到している。

「癒し」という表現に尽きる音楽・歌声...う~ん、惚れ惚れするほどのグッド・ミュージック。

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